第5回にして初めて、SF大会実行委員会に暗黒星雲賞の投票箱を委員会側で用意してもらうことに成功しました。さらに、開票用に部屋を用意してもらうという快挙まで達成しました。これも段々と権威があるという勘違いが浸透してきたおかげなのか、実行委員会が面白がったおかげなのか。
どちらにしてもおかげさまで最終日の午前中は開票作業や表彰状作成作業が非常にスムーズに進みました。これまでの大会では実行委員会本部や楽屋の隅で肩身の狭い思いをして開票していたのがうそのようです。
この回から「マスカレイド部門」という名称がわかりにくい、ということで、「コスチューム部門」に改名となりました。またこの頃から企画中に暗黒星雲賞がほしいとアピールしたり、なんとか組織票を成功させようと努力する方たちが増えてきました。
さらに自由部門では「名札シール」という、初めて実行委員会が悪い意味で受賞という事となりました。この名札シールはその名前のとおり、普段であれば首から下げる名札を服に直接貼り付けるシールにしたものです。せっかくの衣装にシールを張りたくないとか、汗ですぐ剥がれて不便(代わりのシールはもらえました)だという意見が殺到です。
表彰式に実行委員会の方(できれば実行委員長)が来てくれればと思いましたが、誰も来ないかもということを覚悟して表彰式を勧めていよいよ最後に「はまなこんの名札シール」と発表すると予想通り誰も出てきません。舞台上で呼びかけるなどして時間を稼いでいたら、実行委員会スタッフが一人だけステージに上ってきてくれました!
表彰も終わり、そのスタッフさんに一言をお願いすると
「私は反対したんです!」
という見事な一言できれいなオチが付きました。これで暗黒星雲賞は駄目なものにいくら投票してもOK,という雰囲気ができあがったと思います。スタッフさん、ありがとうございました。
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