そろそろ暗黒星雲賞が大会恒例企画としてなじんできて、ＳＦ大会実行委員会や気に入らなかった企画への不満票や、組織票もだんだんと増えてきました。
実際に食事の少ないオープニングパーティや、大会がきちんと開催されるのか不安になった菱田・竹内文書などが受賞したのもこの回でした。個人的には他の参加者がわからないものに対する組織票は楽しくないと思うので、その辺をわかった人が組織票を狙うと面白いですね。
このときの私は最初に就職した会社を辞めて、多少お金があるプータローでした。こういう機会はめったに無いので、コクラノミコンへ参加した後、そのまま福岡空港から韓国経由でロサンゼルスで開催されたワールドコンに参加するという、世界を又にかけたＳＦ大会のはしごをしました。
約２週間で横浜→羽田→北九州→福岡→韓国→ロサンゼルス→成田→横浜という移動です。なかなか出来ない経験です。
実際にワールドコンに行ってみて、日本の大会との違いを感じたり、暗黒星雲賞にあたるような企画は本場にも無いことが確認できました。考えついた本人にはわかりませんが、やはりなかなか思いつかないようです。
私が英語に不自由でなければ、ワールドコンでも暗黒星雲賞をやってみたいと思ってましたが、海外では実現せず、2007年のNippon2007でやっと実現しました。
その時は海外の参加者の方からも「面白かったぜ！」というようなことを言われましたので、英語のできる若い方、ワールドコンでやってみませんか？
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